南国で暖かいイメージの沖縄ですが、実は沖縄には人間国宝や伝統工芸品として認められた方や着物の種類がたくさんあります。
その中の1つである「琉球紅型」は、柄を見れば沖縄というイメージがある程有名な型染めです。
最近では、着物だけでなくブックカバーやお財布、バッグ、巾着袋などお土産としても売られており身近な存在になっています。
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琉球紅型(りゅうきゅうびんがた)
紅型とは沖縄の代表的な染物の種類ですが、中国や東南アジア諸国との交易の中で生まれたと言われています。また、王国の時代に王族や氏士族の衣装であり、特に黄色は高貴な色とされています。
紅型の「紅」は色全般を指し、「型」は様々な模様を指しています。一般的な染物は染料を使用するのに対して、紅型は主に顔料で色づけをします。
玉那覇有公(たまなはゆうこう)
琉球紅型の有名作家としては、紅型で初めて人間国宝に認定された方で義理父に城間栄喜さんを持ちます。
60歳の若さで重要無形文化財人間国宝に認められる程の努力家と言われています。
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城間栄喜(しろまえいき)
第二次世界大戦後に紅型の復興に多大な功績を遺し、近現代の紅型の名匠と言われています。また、沖縄県指定無形文化財「びん型」保持者として認定されています。
長男は城間栄順(しろまえいじゅん)さんです。
城間栄順(しろまえいじゅん)
城間栄喜さんを父に持ち、高校卒業後に家業を継ぎきます。
沖縄美術展覧会(通称沖展)染織部門奨励賞受賞。1965年(昭和40年)沖展準会員に推挙される。1966年(昭和41年)沖展準会員賞を受賞。以後、数々の賞を受賞しています。
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琉球紅型の魅力
沖縄の宝物
琉球王朝文化から生まれた琉球紅型の大胆なモチーフと色彩は、沖縄独特の色彩と柄があり、沖縄の気候や風土が映し出された宝物です。
沖縄県は日本の中でも様々な歴史的背景があるですが、琉球紅型は色々な国のとの関わりから創り上げられてきた大切な伝統工芸品です。
沖縄の自然
紅型の模様は鳳凰や龍、雪輪、鶴など中国や本土からの影響うけたものが多く、最近ではデイゴや芭蕉、魚などの沖縄独特の新しい文様が取り入れられ、若い方にも人気があります。
紅型の色合いは、沖縄の自然そのものが表現されていると言ってもいいくらいです。
丹精込めた手作り
紅型は「型染め」と言われている通り、もとになる「型紙」があります。
シーグと呼ばれる小刀でひとつひとつ職人の手で丁寧に彫り、布に型紙を重ね、糊を置いていく型置、顔料による色差し、さらに濃い顔料を柄の一部に重ねて、柄を立体的に見せる隅取りといった作業が続きます。染め上がるまでには2〜3ヶ月掛かると言われています。
デザインも古典柄からオリジナルまで様々です。
紅型は四季に関係なく柄が刻まれているのが特徴ですが、仕上がりは見た目がパッと華やぐ印象でファンが多いそうです。
まとめ
着物と聞くとあまり縁がないかなと思いがちですが、琉球紅型は布としてもとても魅力的な一面があります。
沖縄のイメージを映し出す「琉球紅型」は県外の着物愛好家にも人気です。また、伝統工芸品ですが、お土産として手軽に触れられるのも魅力です。
旅の思い出としてもおすすめの一品です。
使用しない着物があれば、専門業者に買取をしてもらうことをおすすめします。特に人間国宝や伝統工芸品の着物は高額になる可能性が高いので、まずは査定をして確かめてみてはいかがでしょうか?