着物を着る機会があるから自分で着付けをしたい、子供の七五三の着付けをしたいという方いませんか?
着物の着付けは専門の人にお願いする事が多いと思いますが、実はレッスンを受ければ自分でも着付けが出来る様になるんです。
着付けをお願いすればお金もかかりますし、小さなお子さんがいる方は自分で着付けが出来れば、時間もかかりません。
そこで着物の着付け方法を紹介したいと思います。
Contents
着物の着付けにかかる料金
お店や着物専門店などで着付けをお願いした時の料金です。
着物の種類 | 着付けの料金 |
振袖 | 6,500〜10,000円 |
留袖 | 6,000〜8,000円 |
訪問着、付け下げ、色無地、小紋、紬 | 5,400〜6,000円 |
七歳祝い着 | 5,000〜5,500円 |
三歳祝い着 | 3,000円 |
袴 | 5,400〜7,000円 |
浴衣 | 2,000〜3,000円 |
※お店によっては、出張料金や時間外の料金が設定されています。
着物を持っている方は、一式を持参して行かないといけないので大荷物です。
持っていない方は、レンタルという方法もありますが、自分で着付けが出来ればかなり節約にもなります。
数回やっているうちにマスターしてしまう事も出来ます。
就職にも使えるので、着物に興味がある方は着付けが出来るといいでしょう。
準備する物
着物には格や種類がありますが、基本的な着付けの方法は変わりません。
着付けの時に最低限必要な物は以下の物になります。
1、肌襦袢と裾除け(着物用肌着)
2、長襦袢(着物用下着)
3、紐(ゴム製も可)3本、着物ベルトがある場合は2本
4、衿芯(長襦袢の衿に芯として入れるもの)
5、伊達締めまたは伊達巻き(着崩れを防ぐもの)2本
6、着物
7、衿止め(着物を着る際に衿の位置を固定するために使うもの)
8、着物ベルト(衿元の着崩れを防ぐもの)
9、帯
10、帯板(帯の前面を整えるもの)
11、帯枕(帯の後面でお太鼓を作るもの)
12、帯揚げ(帯枕を固定して前面を華やかにするもの)
13、帯締め(帯を固定してアクセントになるもの)
14、足袋
15、バッグや草履
着付けが必要な物
浴衣
浴衣は、夏祭りや盆踊りなどのちょっとしたお出かけにも気軽に着れる着物です。
- 浴衣
- 帯(半幅帯・作り帯・結び帯)
- 巾着や下駄もお忘れなく
- 浴衣用肌着
- 腰紐(こしひも)
- コーリンベルト
- 前板
振袖
成人式や結婚式などで未婚の女性が着る着物です。
- 振袖肌着、
- 裾よけ腰紐(6本)
- 帯帯板(前板、後板)
- 三重紐帯締め帯枕着付ベルト(2本)
- 帯揚
- 重ね衿
- 半衿衿カラー
- 振袖用長襦袢伊達締め(2本)
- 補正用タオル
- 足袋
訪問着
訪問着は、年齢や未婚・既婚を問わずに幅広いシーンで着ることができる着物です。
訪問着の格は準礼装から略礼装にあたるため、結婚式や披露宴などのフォーマルな席からお宮参りや七五三、入学式・卒業式などの行事、お茶会やパーティにも着用出来ます。
訪問着の着付けに必要な物は、振袖とほとんど変わりません。
【あったら便利な物】
着付けの手順と方法
普段の着物の着付けを動画で分かりやすく説明しているので、参考にしてみて下さい。
着物を手早く着るポイントは、手順にそって必要なものを順番にきちんと準備しておくことが大切です。
襦袢の着方
出典:YouTube
着物の着方
出典:YouTube
袋帯の結び方(二重太鼓結び)
出典:YouTube
着付けをするならレンタルがおすすめ
着物を持っていないけど着物を自分で着てみたいというには、レンタルがおすすめです。
様々なシーンで着る事が出来る訪問着などは、10,000円以内でレンタル出来ます。
また、着物を着る2日前に配送してもらえるショップもあるので、事前に着付けの練習や出掛ける事も出来ます。
また、レンタルなら面倒なお手入れやクリーニング代もかかりませんので、気軽に着物を着て楽しめます。
また、実は購入もそんなに高くはありません。
着物と言うと、有名作家や人間国宝など値段が高いイメージがあると思いますが、一般的な着物はスーツと同額程度で30,000円くらいから購入出来ます。
着付けが慣れてきたら自分の着物を1着持っておくと、イベントの時に便利です。
まとめ
着物はあるけど自分では着れないからと、タンスに眠ったままにしているとシミやシワが出来てしまい勿体ないです。
普段でも使える浴衣や訪問着は、自分で着付けがしやすい着物です。
着付けをマスターして、楽しい着物生活を送ってみませんか?