事件

【驚愕】飯塚幸三氏も認知症の薬を飲んでいた!?みんなが知らない高齢者のドライバーの実態とは?

およそ2ヶ月前の4月19日に想像もしなかった悲劇が起こりました。

88歳になる通産省工業技術院の飯塚幸三元院長が、東京・池袋で車が暴走、母子2人を含む12人が死傷した事故を起こしたのは記憶に新しいと思います。

事故当時は「ブレーキが利かなかった」「アクセルペダルが戻らなかった」など車のせいにし、また、もと通産省のお偉いさんとの事でなかなか逮捕に至らず、かなり非難も多かったようです。

遺族の気持ちを考えるといたたまれない事故です。また、最近は特に高齢者の事故が増えています。88歳という高齢で車の運転をする危険について考えました。

高齢者ドライバーの危険

75歳以上の免許更新には検査が必要

警視庁では、75歳以上の方の免許更新には「認知機能検査」と「高齢者講習」が義務づけられています。

「認知機能検査」は判断力、記憶力を調べます。ここで認知機能に問題があれば高齢者講習を受けるか、程度によっては医師の診断書の提出、免許取り消し処分の対象となります。

中には認知症の薬を飲んでいる人も

認知症とは、脳の働きの低下によって記憶力や判断力が低下している状態です。ひどくなると日にちや場所が分からなくなったり、被害妄想などの症状が出てくる事もあります。

医療機関では、口頭で行なう「長谷川式認知症簡易評価スケール」「ミニメンタルスケール検査」「ウェクスラー記憶検査」などがあります。

また、画像検査には「MRI」や「CT」など脳の血管や萎縮の程度を見る検査があり、総合的に判断をします。

認知症と診断された方は、内服薬や貼り薬などが処方されます。副作用には吐き気などがあり、中断してしまうこともあります。

認知症自体を治す薬ではなく、これ以上悪くしないようにする為のものであり、症状が良くなったから運転が出来るようになるわけではありません。

飯塚幸三元院長も飲んでいたかも?

88歳という高齢であった飯塚幸三元院長。

1度は車の運転を止めるとの話でしたが、新車の購入を考えるなど止める気はあったのでしょうか?

6月13日に行なわれた実況見分の様子を見ても、認知機能自体にそんなに問題がなくても、身体機能的にはかなり問題のありそうな状態ですよね。

足腰の弱くなった高齢者がとっさの判断でブレーキを踏めないことも考えられます。

何かしらの病気で定期的に通院していた病院があり、もしかしたら認知症の薬を飲んでいた可能性も高いです。

飯塚幸三元院長が通っていた病院は?

足が悪かったために通院

病院の名前は公表されていませんが、足が悪く病院に通院していたとの情報です。2本の杖で支えないと歩行出来ない状態で、車の運転も止められていた飯塚元院長。

なぜ家族が止めなかったのか不思議でなりません。

車がないと不便

特に普段から車に乗って生活をしている人や車がないと不便な地域などでは、運転出来ないと不便に感じることも多いです。

しかし、今回の事故は池袋と都会であり、電車もバスも通っています。ましてや元通産省の院長ともなればタクシーを使用する事も出来たはずです。

どちらにしろ家族の協力や理解が必要です。もし自分の家族だったら間違いなく車の鍵を取り上げると思います。

まとめ

6月13日には実況見分が行なわれましたが、未だ逮捕はされていません。

警察はアクセルとブレーキを踏み間違えた可能性もあると言われていますが、被害人数も多いので実刑を望む声が聞こえてきます。