事件

ペット用スタンガンで虐待をする後藤孝宏容疑者の感覚が普通じゃない!

ペット用スタンガンで自分の子供を虐待していたとして、父親である無職後藤孝宏容疑者(45)=北九州市小倉南区=を逮捕されました。

そもそも、しつけと勘違いした虐待のケースが多い気がします。

ペット用のスタンガンは名前の通り、ペットのしつけ用に売られている物ですが、電流を流す事はペットにとっても虐待ではないのか?と賛否両論です。

それを自分の子供達に使用する父親はどんな人物なのでしょうか?

後藤孝宏容疑者

  • 名前:後藤孝宏
  • 年齢:45歳
  • 住所:福岡県北九州市小倉南区
  • 職業:無職
  • 約10年前に妻と結婚。長女と次女は妻の連れ子で、長男は実子

子供達は調べに対し、約10年程前から虐待を受けていると話していますので、結婚した当初からという事になります。

長女が5歳の頃にペット用スタンガンを使用した虐待が始まったとみられ、「宿題をやっていない」「家のルールを守れない」などを理由に1日数回通電することもあったそうです。

仕事をしていない後藤容疑者が、ストレス発散のためにしつけと称する虐待を繰り返していたとしか思えません。

母親は何をしていたのか?

今年2月26~28日、自宅で専門学校生の長女(当時17歳)と中学生の次女(同13歳)に2回ずつ、小学生の長男(同11歳)に1回、それぞれの腕にスタンガンを押しつけ通電させたとしています。

これで長男は軽いやけどを負ったのですが、母親は知らなかったのでしょうか?

夫が逮捕された時に、母親はその場にはいなかったと供述しています。無職の夫の代わりに働かなくてはいけない状況だったと思いますので、ウソではないかもしれません。

しかし、虐待を知らなかったわけではないと思います。もしかしたら母親も虐待をされていたのか、何らかの理由で黙っていたのかは分かりませんが、子供達からのSOSに気付いていないのなら母親失格です。

近所には知られていた?

一家が住んでいた家の近くに住む女性は、数年前から『風呂場辺りから1日置きくらいに子供が「ギャー」「痛い」「やめて」と叫ぶ声が聞こえた』と証言されています。

スタンガンの威力とは?

ペット用スタンガン

出典:毎日新聞

これは実際に使用されていた首に巻くタイプのペット用スタンガンです。無駄吠え防止のため、犬が吠えたときに電気が流れてやめさせるような使い方をするそうです。

商品の説明文には、電流のレベルが1~100まで調節可能とあり、レベル10までは静電気を感じる程度、レベル100は皮膚の奥が刺激される感覚程度と書かれています。

また、当時17歳の長女がSNSでスタンガンの威力について次のように言っています。

小6からスタンガンが始まりました。威力はある程度弱いものなのではあると思うんですが、それでも泣き叫ぶほどの威力です。後に、それが壊れるとペットのしつけ用?としてネットで売ってある取り付ける形のスタンガンになりました。

出典:長女のTwitter

もともとは護身用のスタンガンを使用していたが、途中でペット用になったという事でしょうか。

簡単に手に入るから虐待に使った?

Amazonや楽天でも簡単に購入出来ます。

なぜこれを使用しようと思ったのかは分かりませんが、スタンガンを使用している人が身近にいたのか、もしくは自分自身もスタンガンで虐待を受けていたのか・・・

そもそも、しつけをする時に暴力や物はいりませんよね。

まとめ

今年2月、長女が通学する専門学校の教諭に相談して発覚しました。

今まで我慢をしてきたのをよく相談したと思っています。この勇気が他の兄弟を助けるきっかになったことでしょう。

後を立たない虐待に、児童相談所の早期介入が必要だと感じさせられます。