着物の買取相場がどれくらいか知っていますか?
特に有名作家や人間国宝の着物は査定は高額になる事も多いです。
作家物の着物とは人間国宝や伝統工芸士、デザイナーなどによって作られたオリジナルの作品になります。
自宅にある着物の買取を考えている方は、どこで売ったらいいのか、買取相場はいくらになるのか紹介します。
Contents
着物の鑑定基準とは?
着物は、素材や状態、種類や格などによってランクが付けられます。
そのランクによって査定額が決まってきます。
特に正絹の着物やシミがなく綺麗な状態であったり、作家ものの着物は高額査定になります。証紙が付いていれば価格も上がるので、大事に取っておきましょう。
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伝統工芸品とは
着物は日本に古くから伝わる伝統的な民族衣装です。
全国各地でさまざまな伝統的な技法を凝らして、染め物や織り物として発展してきました。
伝統工芸品とは国や地方自治体により指定されるもので、高度な技術と経験があって昔から伝わる、その土地の名産品のことをいいます。
これを作る人のことを伝統工芸士といい、伝統的工芸品産業振興協会が行う認定試験に合格をした人の資格になります。
着物の中にはたくさんの伝統工芸品があるのですが、とくに有名なのは紬、友禅、上布の各種です。
人間国宝とは
文部科学大臣が指定した重要無形文化財の保持者の事を言います。
国で認められた作家であり人気も価値もあることから、高額で買取してもらえます。
着物の買取相場紹介
全国各地で職人に受け継がれてきた伝統工芸品や、人間国宝に認定されている作家ものの着物は、通常の着物と違い高額で買取してもらえます。
各地の伝統工芸品の着物や、人間国宝作家の着物について、それぞれの買取相場をまとめました。
有名作家別買取相場
結城紬 | 25,000〜50,000円 |
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米沢紬 | 20,000~52,000円 |
久米大島紬 | 20,000〜30,000円 |
牛首紬 | 25,000~69,000円 |
塩沢紬 | 15,000~48,000円 |
信州紬 | 10,000~35,000円 |
加賀友禅 | 15,000円~100,000円 |
京友禅 | 5,000~50,000円 |
芭蕉布 | 80,000〜100,000円 |
由水十久 | 70,000~220,000円 |
斉藤三才 | 10,000~40,000円 |
久保田一竹 | 100,000〜400,0000円 |
羽田登喜男 | 36,000~185,000円 |
丹下雄介 | 26,000~89,000円 |
中村勇二郎 | 15,000~63,000円 |
志村ふくみ | 160,000~230,000円 |
松井青々 | 15,000~180,000円 |
中村勇二郎 | 15,000~62,000円 |
宮平初子 | 180,000〜200,000円 |
藤井寛 | 45,000~170,000円 |
証紙があれば買取額が上がる
伝統工芸品の着物には、経済産業大臣指定伝統的工芸品の認定を受けた証紙があります。
どの土地のどのような作品か産地がしっかりと明記されているので、証紙がれば買取額が上がりますので、紛失しないようにしましょう。
有名作家や人間国宝の着物の売却のポイント
着物の産地や作家によって価格がかなり変動します。
また、着物を買取してもらうときは、相場を知っておくと損をしません。
なかには、価値を知っていても買い叩いた値段で買取しようとする業者もいますので、ある程度の知識は必要です。
また、必ず複数の専門業者に査定をお願いしましょう。
まとめ
自分が持っている着物の価値が知りたい、損をしないで売りたいという方は着物を扱っている専門業者に査定をしてもらって下さい。
特に有名作家や人間国宝の着物は高額で買い取ってもらえます。
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